秋田県社会福祉事業団バドミントン部
今年度、ついに秋田県社会福祉事業団に『バドミントン部』が創設されました。
以前より個人で大会に出場する等、現役でバドミントンを続けていた職員はいました。しかし、実業団に部として登録するには4名以上という規定があり、今年度新たに入職した職員が加わったことで、念願の創部となりました。
《公式メンバー》
■部長:佐々木薫(秋田県社会福祉事業団事務局長兼中央地区老人福祉総合エリア所長)
■マネージャー:髙橋牧子(高清水園)
(以下、写真左より)
■選手兼監督:織山茂樹(高清水園)
■選手兼コーチ:伊藤広太(障害者支援センター御所野)
■選手:村井蓮弥(障害者支援センター御所野)
■選手:野呂誠也(心身障害者コロニー)
本格的に活動をしてまだ数ヶ月ではありますが、目覚ましい功績の数々を紹介したいと思います。
【第3回秋田県実業団バドミントン選手権大会】
令和4年3月20日 於:能代市二ツ井町「二ツ井町総合体育館」
(初出場)準優勝 ※東北実業団バドミントン選手権大会出場権獲得(第2代表)
対北都銀行戦では第3単伊藤に繋ぐことができれば大金星の可能性があった対戦オーダーでしたが、第2単野呂の善戦及ばずあと一歩で北都銀行に敗れ準優勝となりました。
【第72回全日本実業団バドミントン選手権大会東北予選会兼第39回東北事業団選手権大会】
令和4年4月16~17日 於:岩手県北上市「北上市勤労者体育センター」
(初出場)第4位 ※出場全11チーム 初日予選リーグにおいては東北№1実業団チーム(SJリーグ所属)「東北マークス」に敗れはしたものの予選リーグを2位で通過し、決勝リーグへ。2日目最終4位決定戦では福島県代表「会津オリンパス」と対戦。1-2の劣勢でむかえた第2単野呂が相手選手の途中負傷棄権により勝利、最終第3単の伊藤へ繋ぎました。疲労困憊の伊藤でしたが、最後は相手を圧倒するプレーで完勝、創部1年目初出場第4位となりました。
【第73回県民体育大会バドミントン競技(一般の部)】
令和4年6月11~12日 於:美郷町「美郷町総合体育館リリオス」
(1部青年男子シングルス)準優勝 村井蓮弥 ※とちぎ国体・東北選手権出場
村井選手は北都銀行2選手に勝利し、初の決勝進出となりました。低い展開のラリーと堅守で勝負強さを発揮し、勝ち切ることができました。北都銀行エースに敗れはしましたが準優勝となり、自身初の国体メンバー入りを果たします。
(30歳以上シングルス)優勝 野呂誠也(2連覇)※東北選手権出場
(30歳以上ダブルス)優勝 野呂・他企業選手組(2連覇)※東北選手権出場
野呂選手は得意の強打に頼ることなく力を示した盤石の試合運びで単複優勝。連覇達成となりました。前回大会東北選手権30歳以上単優勝の伊藤に続き、東北大会においても事業団としての連覇に挑みます。
最後に、織山監督にインタビュー!
「与えられた環境がない中での大会までの各自の取り組みは評価したい。創部初年度において東北4位という結果は正直出来過ぎ。上位3チームとは選手層はもちろん組織力としても遠く及ばないことは皆が自覚している。そこを言い訳せずさらに上を目指すのか、現在位置を維持しようとするのか・・来年大会にむけての取り組みに期待したい。
「現在は個人戦のシーズンに入り各自が好調を維持。村井は国体、野呂は東北選手権での活躍に期待したい。当部のこれからとしては東北初の社会福祉法人実業団チームとしての認知度を高めることはもちろん、法人職員はじめ多くの方に応援してもらえるような取り組みが必要であると考える。バドミントンを介して地域の方々と交流し、微力ながらも当県バドミントンの競技力向上や普及発展に寄与するべく、そのような場面、機会づくりを企画していきたい。」