令和6年度 新規採用職員研修を実施しました
令和6年4月24日~25日の2日間、令和6年度の新規採用職員研修を実施しました。
1日目は、佐々木事務局長の挨拶に始まり、関根理事長の講話のほか事務局職員より制度等の説明を受けました。
【佐々木事務局長】
「仕事が広く深くなる中で、何らかの壁にぶつかることもあるかと思うが、一人で悩まず、同僚・先輩、あるいは上司に相談してほしい。人に頼り頼られるというコミュニケーションは、我々の業界では重要で大切なツールである。」
【関根理事長】
コロニー初代管理者 横山一成氏の「職員の心構え」より、福祉に関わる人にとって大切な事柄を紹介。「『なぐさめ うなづかせ はげます』『見つめる 認める 見とどける』53年後の今でも通ずるメッセージを参考に日頃の業務にあたっていただければと思う。」
事務局次長による当事業団の諸規則・経営状況についての研修の後、支援センター御所野の施設見学を行いました。事務局職員より職員の福利厚生・ストレスチェック制度・キャリアパス体系・ハイクオリティサービス・虐待防止・職員メンター制度等の説明を受けました。
メンター担当職員との顔合わせでは、担当職員から自身の経験や新任当時の体験談なども披露され、徐々に緊張が解けて和やかな雰囲気になりました。
一日目の最後は『事業団カフェ』でコミュニケーションタイム。2~3人のグループで、趣味や特技・推し活、事業団での目標などを話題に盛り上がりました。
他己紹介 「お隣の方を皆さんに紹介します(*^^*)」
二日目は、障害に対する知識を深める研修のあと、施設見学と点字体験学習を行いました。
【秋田大学教育文化学部 准教授 鈴木徹氏】
「できることが色々増えているという考え方は、生涯発達の前提となる。」 「利用者には障がいがあり、様々な難しさがあるのは事実だが、感性や感じる気持ちに障がいはない。」
施設見学として、高清水園共同生活援助事業所を訪問。地域支援課 堀田課長と武石係長から事業内容等の説明を受けました。地域で生活されている方々への支援のため、入所施設とは異なる業務上の困難さや大きなやりがいについて聞くことが出来ました。
最後に秋田県点字図書館を見学しました。内藤館長より事業内容の説明を受けたほか、館内を見学しました。
【点字体験の様子】
点字のしくみを教わってから、自分の名前と事業所名を打ちました。初めての点字に苦戦しています。
【視覚障がい者用デジタル機器紹介】
プレクストークや拡大読書器等を実際操作しました。とても便利な機器であることを感じると同時に視覚に障がいがある方の困難さを知る体験となりました。