4.今月のオススメ図書 今月は永井紗耶子さんの数多くある作品の中から時代小説5タイトルご紹介します。 番号でお申込みいただいても大丈夫です。 1.旅立ち寿ぎ申し候 9:28 日本橋の紙問屋永岡屋の主となった勘七。藩の内紛に巻き込まれ、2000両もの借金を背負ってしまうが、親友や時の大物から助言を受けながら、逞しく成長していく。幕末青春ビジネス小説! 2.絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎 7:43 吉原の外に広がる田んぼで、花魁・雛菊の斬殺死体を発見した若き遠山金四郎。彼は大田南畝、歌川国貞とともに真相を探り始めるが、雛菊が男たちに心中を持ちかけていたことを知り…。花魁の心の深奥に迫る時代ミステリー。 3.女人入眼 9:56 頼朝と政子の娘・大姫《おおひめ》を帝の后とするため鎌倉へ入った六条殿《ろくじょうどの》の才媛・周子《ちかこ》。彼女が見たのは、国の実権をめぐる女たちの政争。そして分かわあえない母娘の悲しい過去だった。 4.大奥づとめ よろずおつとめ申し候 8:45 御祐筆、呉服の間、表使…。お手つきにならずとも、栄達の道あり。能力次第で出世することは可能。色恋はそっちのけで、大奥に“就職”した女たちの情熱と苦楽を描く連作時代短編集。 5.木挽町のあだ討ち 10:38 雪の降る夜、芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆によるみごとな仇討ちが成し遂げられた。2年後、ある若侍が大事件の顛末を聞きたいと木挽町を訪れる。芝居者たちの話から炙り出される真相は…。