4.今月のオススメ図書 【点字図書の部】 今回は、平安時代をテーマとした2タイトルを掲載します。いずれも秋点製作図書です。 番号でお申込みいただいても大丈夫です。 また、読んでみたい図書などありましたら、お知らせください。 1.後宮の薬師 1 平安なぞとき診療日記 小田菜摘著 3巻 大陸から海を渡ってきた父から医術を学んだ娘・瑞蓮が、京の都の後宮へ。姫や女房たちの治療にあたるうち、後宮に渦巻く陰謀に巻き込まれていく。共に働くのは若き医官の樹雨、そして陰陽寮の学生・安倍晴明も現われて…。 2.後宮の薬師 2 平安なぞとき診療日記 小田菜摘著  4巻 女医(薬師)として後宮の姫たちから信頼を得た瑞蓮は、難病や女性ならではの病、悩みに応えるべく奔走する。姫や女房たちの関心は誰が次期東宮の子を産むのかということ。そんな時、瑞蓮は帥の宮の妃から不妊の相談を受け…。 後宮の薬師1,2はデイジー版もございます。 【音声デイジー図書の部】 今月は数多くある「ストーリーで楽しむ日本の古典」シリーズ作品の中から5タイトルご紹介します。 番号でお申込みいただいても大丈夫です。 1.古事記 そこに神さまがいた! 不思議なはじまりの物語 ストーリーで楽しむ日本の古典 1 那須田淳著・十々夜絵 4:24 阿倍仲麻呂という少年を通して、「古事記」がなぜ作られたのか、神話のなかにどんな意味が隠されているのかといった謎を追いかけながら、「古事記」の内容をやさしく伝える。古典の入門書に最適。 2.平家物語 猛将、闘将、悲劇の貴公子たちが火花をちらす! ストーリーで楽しむ日本の古典 4 石崎洋司著・岡本正樹絵 5:27 作家・石崎洋司の生き生きとした現代語訳で蘇える、平家物語。歌舞伎などで代表的なシーンを中心に、物語の内容をやさしく伝える。古典の入門書に最適。 3.雨月物語 魔道、呪い、愛、救い、そして美の物語集 ストーリーで楽しむ日本の古典 5 金原瑞人著・佐竹美保絵 4:31 翻訳家・金原瑞人の比較文学的な要素をもった現代語訳で蘇える、雨月物語。文芸部の生徒たちの発表の形式で、物語の内容をやさしく伝える。古典の入門書に最適。 4.仮名手本忠臣蔵 実話をもとにした、史上最強のさむらい活劇 ストーリーで楽しむ日本の古典 18 石崎洋司著・陸原一樹絵 4:23 江戸時代に起きた事件・赤穂浪士の討ち入りをもとに、時代を室町時代に動かして歌舞伎の中で演じられた、史上最強のさむらい活劇「仮名手本忠臣蔵」の内容をやさしく伝える。古典の入門書に最適。 5.真景累ケ淵 どこまでも堕ちてゆく男を容赦なく描いた恐怖物語 ストーリーで楽しむ日本の古典 20 金原瑞人著・佐竹美保絵 4:53 貧乏旗本・深見新左衛門と盲目の鍼医で金貸しの宗悦の悪縁が織りなす、色と金と悪縁につかれた人間の悲劇と喜劇…。幽霊物語「真景累ケ淵」の内容をやさしく伝える。古典の入門書に最適。