最先端を体験!その2~マッスルスーツ!~
先月に引き続き、最先端の介護ロボットを体験しました!(⇒第1弾はこちら!)
今回体験したのは ㈱イノフィス「マッスルスーツEdge(エッジ)」です。東京から遠路遥々、デモンストレーションのためにコロニーにお越しいただきました。
着脱はごく普通のリュックと同じで、とても簡単に背負うことができました。背中部分に“人工筋肉”が搭載されており、そこにポンプで空気を送り込んで利用します。たったそれだけで本当に?と、皆さん最初は半信半疑でしたが…
主に中腰を維持するときのサポート、そして持ち上げるときに後ろから引っ張る力が加わるというのがこの機械の特徴です。「機械」…といっても、駆動源は圧縮空気なので電力も要らず、バッテリーが内蔵されているわけでもありません。そのため重さは4.3kgと軽量で、背負うと思いのほか軽く感じるとの声もありました。
体験をした職員からは
「つけた時とつけない時の腰への負荷が全然違う」
「つけた状態で持ち上げられたのに、外したら無理!」
「前かがみが大変になるけど、反動を利用して持ち上げるのが楽になる感覚がある」
等の感想が聞かれました。
イメージとしては、かがむときに背中のバネを引っぱり、持ち上げるときに背中のバネが縮むことで軽く持ち上げることができる、という感覚です。
星飛雄馬の強制ギプスのようなバネを装着しているのではないですよ!人工筋肉によって背筋がパワーアップする、そんな風に感じられマッスル!o(^o^)o
今回も介護現場の腰痛問題の解消に向けて新たな発見をすることができました。前回の「HAL」とはまた違った良さや気づきがあり、こういった介護ロボットが実際の入浴介助やベッドからの移乗などの支援にどのように生かされるのかを、これからも検討していきたいと思います。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。