出前講座を実施しました

８月２９日（木）由利本荘市立鳥海中学校の総合学習で、１年生の皆さんを対象に「障がいや障がいのある方」について理解を深めていただくことを目的に出前講座を実施しました。

当初は、地域の事業所としてのコロニーを紹介する予定でしたが、鳥海中学校さんでの「福祉」への様々な取組みを踏まえ「障がいの理解について」という点に絞り、映像を交えた講義と肢体不自由の方や、視覚・聴覚に障がいのある方を想定した疑似体験をしていただきました。

　
参加された生徒さんからは、「補装具をつけるのは初めての経験だった。これまで補装具や杖などを使用している障がい者は大変そうだなという思いを持っていたが、補装具や杖があることで活動範囲を広げることができる大切なものだと理解した。これからも理解を深めたい。」等々率直で真っすぐな言葉が聞かれました。

今回の出前講座では、生徒の皆さんの真剣でまっすぐな目としっかりと受け止めようとする姿勢がとても印象的でした。今後、生徒の皆さんが「福祉や障がい」について考えていただくきっかけとなり、将来に少しでも役立つ体験となることを願っています。

また、私たち地域の福祉施設は、その専門性を活かし、福祉や障がいへの理解を深めていただく活動が必要だということを再認識しました。