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TEACCHプログラム研修を開催しました。

中央地区老人福祉総合エリアを会場に、TEACCH(ティーチ)プログラム研修を開催しました。

講師に 北秋田市社協相談支援事業所 管理者 伊藤清貴氏 をお招きし、およそ40名の事業団職員が参加しました。

TEACCHプログラムとは、ASD(自閉症スペクトラム障害)を持つ人とその家族を対象とした生涯支援プログラムです。研究機関や家族、地域コミュニティが一体となって支援を行うもので、その理念や成果には世界的に注目が集まっています。

研修は2日間に渡り、自閉症研究の歴史や自閉症への理解について、そしてTEACCHプログラムにおける具体的な取り組みについて等、支援の基礎となる内容から最新の取り組みまで幅広い内容で講義していただきました。

 

教材を作る演習では、身近な材料を使って視覚や触覚を意識した教材を作りました。子どもの注視や着席行動を促すためには形の大きさや配色などに気を配る必要があり、参加した皆さんは集中して取り組んでいました。

 

当施設ではワーキンググループを立ち上げて、障害特性の強い利用者さんへの理解を深めるための取り組みに力を入れています。伊藤先生から学んだ内容を今後の取り組みや日々の支援に活かし、これからも利用者さんが安心して豊かな生活を送ることができるよう、職員一丸となって支援して参ります。