虐待防止責任者会議及びアンガーマネジメント研修を開催しました
4月13日、中央地区老人福祉総合エリア多目的ホールにて、
「令和3年度 第1回虐待防止責任者会議」を開催しました。
人権意識を高め、虐待防止の取り組みを強化するため、今年度は会議後に外部講師による「アンガーマネジメント研修」も併せて開催となりました。
講師は、
『きのね心の健康クリニック』
沓澤 佳子所長
にお越しいただきました。
「アンガーマネジメント」と聞くと、「怒りをなくす・怒らないための方法」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
けれども、「怒りはあって当たり前」「怒りは体を守る防衛本能」、つまり「無くそうとする=我慢する」は良くないこともあるのだそうです。
これを聞いてホッとした受講者も多数…
大切なのは、怒りの感情を整理し分析すること。
自分の怒りはどんなタイプなのか。
相手に理解してもらうための手段や言葉は間違っていないのか。
変えられることか、変えられないことか。
重要か、重要ではないか…などなど。
「この状況は許せますか?」の問いに、皆さん挙手で答えています。
同じ事例でも、許せる人、許せない人、感じ方は人それぞれなんですね。
利用者支援はもちろん、職場での人間関係、家族内でのやり取りで応用できる内容が盛りだくさんでした。
沓澤先生、ありがとうございました。