令和5年度 新規採用職員研修を実施しました
令和5年4月27日、28日の2日間に渡り、新規採用職員研修を実施しました。
1日目は、佐々木事務局長の講話から始まりました。
佐々木事務局長講話から
「良いチームワークは職員自身が作り育てていくもの」「何か突発的に問題や課題が生じた時に、その原因の仮説を立て、解決策を検討し実行、その効果を検証し次に活かす事を心掛けて欲しい」
秋田大学教育文化学部 准教授 鈴木 徹氏 による講義 『障害者にとっての豊かな生活-我々が目指すべき好ましい支援とは-』
「統一した支援は大切だが、支援者の温度が感じられる事も必要。その日の気分によって利用者が支援者を選べるような選択肢を準備することが大事」
事務局次長による諸規則、経営状況に係る説明に続き、事務局職員から福利厚生等、ストレスチェック制度について説明を受けました。
最後にメンター制度についての説明とメンターとの顔合わせをして1日目の研修が終了となりました。
2日目は、理事長講話に続いて、手話体験と施設見学を実施しました。
関根理事長講話から
「自分の周りの環境は自分で整えることが大事」「プライベートの充実と職場の風通しを良くするためには、指示待ちではなく、自分から必要なことを提案して欲しい」
秋田県聴覚障害者支援センター 職員による手話体験
ろうあ者相談員から聴覚障害についての基本的な知識や日常生活用具について講義の後、ジェスチャーゲームを通じて音声を用いない意思疎通の方法を学びました。
手話体験として、あいさつ、自己紹介を教えてもらいました。体を動かして、和気あいあいとした雰囲気で学べました。
最後は、秋田市土崎にある秋田県点字図書館に移動し、施設見学と点字体験をしました。
普段は目にする機会がない、点訳された蔵書の数々や音訳のための録音室等を見学しました。
また、点字器を使った点字体験を実施。点字一覧表を確認しながら、名刺やしおりを作成しました。
難しいけど、ポチポチと点字を打つ音と感触が心地良い。
各研修で学んだ事と培った繋がりを活かして、職場での活躍に期待しております。