バドミントン部活動報告
創部3年目の当部はこの度、第74回全日本実業団バドミントン選手権大会へ出場しました。
予選リーグ突破、決勝トーナメント進出を目標に大会に臨みました。
予選リーグは3チームでの総当り戦、試合はダブルス2試合、シングルス3試合の計5試合で3勝したチームの勝利。
まずは、試合のハイライトを写真と動画でご覧ください!
(予選リーグ第1試合)
○秋田県社会福祉事業団 4-1 NTTコミュニケーションズ
初戦は東京都代表NTTコミュニケーションズ。第1ダブルスの村井、伊藤が敗れたものの、続く第2ダブルスの野呂、織山が安定したレシーブから織山の前衛とスマッシュ力のある野呂の後衛からのアタックで得意の展開に持ち込み、2-0のストレート勝利。1-1のイーブンとする。
続く第1シングルスの村井も、持ち前の粘り強さを発揮して2-1で勝利。勢いに乗った第2シングルス野呂は盤石の試合運びで2-0で連勝、団体戦としての勝利を決める。さらに最終第3シングルス伊藤も圧倒的なラリーで完勝、2-0で勝利。セットカウント4-1で全日本実業団初勝利となった。
(予選リーグ第2試合)
●秋田県社会福祉事業団 2-3 ヨネックス新潟
予選リーグ第2試合は新潟県代表ヨネックス新潟。第1ダブルスは実力者相手に野呂、織山。第2ダブルスの村井、伊藤で勝ち点を取るべく通常オーダー順を変更し、勝負に出る。
第1ダブルスの野呂、織山は想定通り相手ペアの圧倒的な力の前に完敗。続く第二ダブルスの村井、伊藤は速く低い展開でスピード感のあるプレーで、攻守ともに終始相手を圧倒し2-0で完勝。1-1のイーブンとなる。
続く第1シングルスも順を変更し野呂。第二ダブルス完勝の勢いそのままに、安定感のあるレシーブからの得意のアタックで相手を翻弄2-0で勝利。2-1となり勝利に王手をかける。しかし、第2、第3シングルスは相手のエースダブルス二人との対戦。インターハイ優勝等、国内トップクラスの実力者であり、あと一勝としたものの、勝ち切るには厳しい状況となった。
第2シングルスは村井。得意のラリー戦に持ち込み、どうにかミスを誘おうと粘りを見せるが、相手の屈強なフィジカルに圧倒され0-2で完敗。最終第3シングルス伊藤に勝負を託す。キャプテンであり、膝の負傷を抱えベストではない伊藤も第1ゲーム終始相手リードのままゲームを失い、勝敗が決してしまったかと思われたが、第2ゲーム追い込まれた伊藤が意地を見せる。高度なヘアピン技術で主導権を握り、キレのあるスマッシュで、次々とエースを奪い一時は9-4とリード、チームの期待が高まる。しかし、インターバルを境に後半は相手に戦略を打開され、見応えのあるハイレベルのプレーを展開したが、最終的に逆転を許し敗戦。結果予選リーグ1勝1敗の2位となり、あと一歩まで迫ったものの初出場での決勝トーナメント進出は叶わなかった。
【選手メッセージ(野呂)】
先ずは、本大会出場のために、勤務を調整していただいた当部員所属の事業所の皆さんには、ご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
今大会、目標達成とはなりませんでしたが、全国レベルの実業団チームの層の厚さを実感しただけで終わるのではなく、これを糧として、更なる飛躍を目指してチームのレベルアップを図っていきたいと思います。
今後、各自個人戦メインの活動にシフトしていきますが、並行して、昨年度に引き続き地域貢献活動(県内高校等への指導会)も継続し、皆様に応援していただけるような部活動として参りたいと思いますので、応援の程宜しくお願いします。