新型コロナウイルス対応消毒・防護服等装着脱セミナー
「新型コロナウイルス感染症対応消毒・防護服等装着脱セミナー」
開催日 5月22日
主会場 体育館
講 師 (株)ダイナミック・サニート 金澤 氏
新型コロナウイルス感染症に対応した消毒作業の進め方と防護服等の装着脱手順について学ぶ機会となりました。
新型ウイルス感染症拡大に伴い当園独自で行うであろう消毒作業手順が正しものであるのか、そもそもこれまでの消毒作業に誤認がなかったのか自己検証の意味合いもあり、BCPをカスタマイズする上でもたいへん参考となるものでありました。
一般的な消毒マニュアルはそのままでは使えないこと、あくまでも未経験者が行うことになる緊急消毒であることを鑑みた場合、消毒作業をいかに正しい手順で進めていくことができるかが従事する者の安全を確保する上で、間違いなく重要なことであることを再認識するものでありました。
感染症消毒作業に従事する職員の安全を確保することは事業所の義務でもあります。その意味でもこの度のセミナーにおける「正しい防護服の着脱」は重要なテーマでありました。デモを参考に正しい着脱を自ら体験することで「わかったこと」が多い講習であり、有事にフィードバックすることができる貴重なデータとなるものでありました。
「想像以上」のことが多く認識できた防護服等の装着脱。とりわけ防護服は想像以上に「暑い」「動き難い」「脱衣に時間を要する」「脱衣に慎重さが求められる」「そもそも介助者がないと着脱はたいへん」等々、「やってみたてわかったこと」を実際の場面に反映させていきたいと思います。
消毒作業に限らず、新型ウイルス感染症拡大発生時において支援業務に従事する者の安全を確保するために防護具装備を確実に備えることは、事業所として当然の務めであります。調達が困難である昨今ですが、諦めることなく職員がより安全な環境で業務に従事できる環境づくりを目指して参ります。
実際に防護服等を使用する場面がないよう、引き続き予防対策を徹底することはもちろんですが、今そこにある危機としてこれを捉え備えを徹底して参ります。